とのさま藩境で大いに語る

(2001.9.23 北上市立博物館)
 
  
 

   ●伊達家、南部家の両ご当主が藩境にて対談!!   北上市立博物館30周年記念イベントとして、伊達家   34世、仙台伊達家18代当主の泰宗氏(画像右)と南  部家第45代当主の利昭氏(画像左)の対談が行われま  した。泰宗氏には何度かお会いしたことがありますが、  南部利昭氏はお目にかかるのも今回が初めて。いったい  どんな対談になるのか非常に楽しみにしておりました。   対談開始直後、司会者の「世が世なら「殿」とお呼び  しなければならないお二方です。」という紹介に対し、  なんと泰宗氏が「世が世ならば毒饅頭を与えられてもお  かしくない立場です。」と発言。ここで会場は大爆笑!  !そしてお二人の経歴、伊達氏、南部氏の発祥、歴史な  どを語りました。そして現在行われている伊達家の年中  行事の説明では「正月拝礼では席順は家臣の身分によっ  てきまっています。もし、「来た順」に着座されては大  変なことになります。それこそ刃傷沙汰になってしまい  ます。」と発言し、これまた会場に笑いをさそっており  ました。最初は歴史中心の難しい話になるのではと思っ  ていましたが、このように随所に笑いがあって明るい雰  囲気でした。利昭氏ももちろん負けてはおりません。盛  岡市で行われているお祭りでの武者行列で「1日中鎧を  きせられて市中引き回しにされてるようなもの」などと  発言してこれまた笑いをよんでおりました。また、少し  前に韓国から秀吉の朝鮮出兵後400年という節目の年  に「日本敗戦400年記念」(「敗戦記念」ってすんげ  ータイトルだけど、侵略戦争だから文句いえない)と称  して泰宗氏ほか、朝鮮出兵に関係した日本の武将のご子  孫の方々にお招きがかかったそうです。やはり侵略戦争  ということもあり、大部分の方が固辞したそうです。し  かし、泰宗氏は堂々ご出席なさり、韓国側の武将の子孫  の方から大歓迎をうけて非常に印象に残ったと話されて  おりました。もちろん、その他いろいろなことをお話な  さっておりましたが、お二人の印象に残ったことばは南  部氏の「自分の名前を利用するのはいいが、悪用するの  はやめてほしい」や泰宗氏の「歴史はむかしのことでは  なく、まじめに1秒1秒生きればそれが歴史になる」で  した。   最後にお二人のプロフィールを紹介したいのですが、  泰宗氏に関しましては下記のHPにすべて書かれてあり  ますので、当日のパンフレットから南部利昭氏のプロフ  ィール(一部)を紹介したいと思います。  南部家第45第当主、南部利昭氏    昭和10年生まれ 学習院大学政経学部卒業  現職:南部恒産(株)代表取締役、南部藩志     会名誉会長、茶道江戸千家全国連合不     白会常任理事、その他  趣味:ゴルフ、ラグビー、読書   いやーー、ほんとおもしろかった。2時間なんてもうあ  っという間。


伊達家十八代当主(瑞鳳殿資料館長、伊達泰山文庫主宰他)
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