●仙台藩主、幕府巡見使の「御仮屋」
この観瀾亭は「月見御殿」とも呼ばれ、藩主の納涼、
観月の亭などに利用されていました。また、記録によれ
ば、幕府巡見使らが諸国巡回の際の宿泊施設としても利
用していたとされ、「別荘」の他にも「御仮屋」として
の役割もあったとされています。
この付近は月見崎と呼ばれ、観瀾亭依然にも伊達政宗
が休息所を構えていました。しかし、正保2(1643)
年の火事で焼失してしまい、現存する観瀾亭はその後に
移築されたものです。
●もともとは伏見桃山城の一棟
この観瀾亭の原形ともいえる建物は文禄年間に豊臣秀
吉から伊達政宗が拝領した伏見桃山城の一棟でした。そ
の建物が江戸品川の藩邸に移築され、そしてさらに二代
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