福永武彦参考文献 雑誌・新聞特集
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○ 特集・福永武彦 −現代小説の意識と方法(「國文學」昭47・11)
  福永武彦・菅野昭正 対談・小説の発想と定着/辻邦生 福永武彦−意識と方法
  清水徹 福永武彦における《暗黒意識》/入沢康夫 福永武彦における《幼年》
  安藤元雄 福永武彦における愛のかたち/平岡篤頼 福永武彦の時間感覚
  大岡信 福永武彦の詩/高階秀爾 原風景としての絵画
  粟津則雄 小説と音楽/竹西寛子 福永武彦と説話
  結城昌治 福永武彦と推理小説/小佐井伸二 福永武彦とフランス象徴派覚書
  源高根 福永武彦の風土に関する試論/重松泰雄 近代日本の作家と福永武彦
  小久保実 戦後文学史のなかの福永武彦/畑有三 風土
  熊坂敦子 草の花/栗坪良樹 忘却の河
  水谷昭夫 海市/佐藤泰正 死の島
  郡司勝義 福永武彦著作目録
→水谷昭夫氏の「海市」は後に『死と愛の季節』(ヨルダン社、昭49・1)に「現代における愛の運命―福永武彦氏『海市』論」の題名を改めて発表され、さ らに水谷氏の死の直前に刊行された『福永武彦巡礼 風のゆくえ』(新教社出版、平元・3)に「『海市』―愛の運命と魂の希求」の題名で収録されている

○ 特集憧憬の美学 堀辰雄と福永武彦(「解釈と鑑賞」昭49・2)
  佐々木基一 憧憶の美学・堀辰雄と福永武彦/平岡篤頼 現前する意識と方法意識
  自川正芳 福永武彦における冥府・深淵の意識/高野斗志美 福永武彦における〃語りぐち〃の魅力
  小佐井伸二 福永武彦における恋愛/源高根 福永武彦の方法に関する断章
  安藤元雄 福永武彦の詩作/遠丸立 生の意味と死の影
  松原新一 内面世界顕示の文学/松本鶴雄 ロマンティシズムの過剰とその超越
  佐藤泰正 古典とのかかわり/古屋健三 外国文学の影響
  柘植光彦 主要モチーフからみた福永武彦/首藤基澄 風土
  水谷昭夫 草の花/曾根博義 忘却の河
  大河内昭爾 海市/栗坪良樹 風のかたみ
  山田博光 死の島/源高根 福永武彦主要研究文献案内
  駒井良一・高柳誠・田中慎一・中島清 堀辰雄・福永武彦について
  (以上、福永武彦関係のみ)→「首藤基澄 風土」は『福永武彦・魂の音楽』に再録。

 福永武彦その主 題と変奏(「解釈と鑑賞」昭52・7)
  中村真一郎 福永武彦を語る(談)/福永武彦・清水徹 対談・文学と遊びと
  宗左近 福永武彦の美しさ/栗田勇 文人・福永武彦
  清水晶 映画批評家福永武彦/長谷川泉 錯雑巧緻な結晶の妙−『風土』論
  粟津則雄 「忘却の河」をめぐって/高山鉄男 永遠に不在なるもの−『忘却の河』をめぐって
  首藤基澄 愛と死の幻像−『海市』論/加賀乙彦 暗黒と罪の意識・『死の島』(再録)
  柘植光彦 閃光の帯・『死の島』/福永武彦 「忘却の河」創作ノオト
  源高根 福永武彦小説・参考文献目録/沢村伸之介・野口雅澄・細川涼一・和田貴子 福永武彦について 
  →「首藤基澄 愛と死の幻像−『海市』論」は『福永武彦・魂の音楽』に再録。

○ 追悼福永武彦こ の美的宇宙の構築者(「図書新聞」昭54・9・1)
  窪田般弥 純枠な詩人/小久保実 小説を問う小説家
  斎藤孝夫 福永武彦の稀覯本

○ 福永武彦追悼(「新 潮」昭54・10)
  福永武彦遺稿・山のちから(未完)/源高根 解説「山のちからのこと」
  中村真一郎 福永の思い出/堀田善衛 さらば、青春の友よ
  埴谷雄高 死の連帯感/結城昌治 無念の思い
  伊藤信吉 歌三首の傍えに/堀多恵子 野の草花を愛した福永さん
  辻邦生 福永さんの想い出から

○ 福永武彦追悼特 集(「文芸」昭54・10)
  埴谷雄高 「使者」と「近代文学」/中村真一郎 福永とノィローゼ
  佐々木基一 生一本な人/篠田一士 律義な福永さん
  小佐井伸二 思い出すままに/原條あき子 みちびき

○ 福永武彦追悼(「群 像」昭54・10)
  中村真一郎 福永・終焉まで/佐々木基一 好ましい印象
  遠藤周作 福永さんの姿勢/丸谷才一 深夜の回想
  清水徹 《永遠がついに彼を彼自身へと変えるがごとく》

 追悼福永武彦(「海」 昭54・10)
  池澤夏樹 遠方の父/結城昌治 療養所時代の福永さん
  大岡昇平 はるかな死

○ 特集・福永武彦 へのオマージュ(「國文學」昭55・7)
  埴谷雄高 《冬の王》の氷柱の傍らで/加賀乙彦・福永貞子・源高根 座談会・福永武彦・死と信仰
  佐藤泰正 福永武彦における主題/小佐井伸二 小説の方法についての試論
  粟津則雄 福永武彦の文体について/清水孝純 福永武彦、史的位置づけの試み
  豊崎光一 福永武彦とフランス文学
  菅野昭正・首藤基澄・柘植光彦・中島国彦 共同討議・福永武彦の作品を読む(風土、草の花、忘却の河、死の島)
  源高根 編年体・評伝福永武彦/首藤基澄 福永武彦全作品解題
  米倉巌 福永武彦を研究する人のために

○ 特集=福永武彦(「解 釈と鑑賞」昭57・9)
  福永武彦文学アルバム/加賀乙彦 福永武彦の魅力*風土、草の花、夜の三部作、死の島、 廃市、忘却の河、塔、旅への誘い、退屈な少年、時計、飛ぶ男、大空の眼、海市
  菅野昭正・源高根 対談・福永武彦を語る/白川正芳 孤独な人間の眼、固有な時間
  小久保実 福永武彦の女性観/佐藤泰正 福永武彦とキリスト教
  梶谷哲男 病跡学的にみた福永武彦/首藤基澄 福永武彦の文体
  小佐井伸二 『風土』論/畑有三 『草の花』の誕生
  栗坪良樹 『夜の三部作』/木谷喜美枝 「廃市」
  高野斗志美『忘却の河』/中島国彦 『幼年』に出現するもの
  竹田日出夫  『死の島』/米倉巌 「愛の試み愛の終り」
  中島河太郎 福永武彦の推理小説/篠沢秀夫 福永武彦とフランス文学
  大野淳一 福永武彦と夏目漱石/長谷川泉 福永武彦と鴎外
  粟津則雄 福永武彦と絵画/安川定男 福永武彦と音楽
  源高根 内的風景への足跡/米倉巌 福永武彦参考文献目録 
  →「首藤基澄 福永武彦の文体」は『福永武彦・魂の音楽』に再録

 「軽井沢高原文庫通信」5  昭62・4
  吉田夏彦 「避暑地と時間旅行」/福永貞子 「信濃追分と玩艸亭」
  谷田昌平 「凝り性の福永武彦氏」

 「高原文庫」2  昭和62・7
  中村真一郎 「福永の人柄と仕事ぶりとについて」
  辻邦生・豊崎博義・鈴木貞美・池内輝雄(司会) 「座談会 福永武彦・文学の形成と発展 - その深淵をさぐる試み」
  加賀乙彦 「福永武彦を語る 追分の福永さんの土地」/萩原葉子 「福永武彦を語る 思い出」
  源高根 「福永武彦を語る 福永先生の鴎外と漱石」/堀田珠子 「福永武彦を語る 福永先生の手紙」
  室生朝子 「福永武彦を語る くさひばり」/中島国彦 「福永武彦の世界 水の構図・意識の構図 - 『廃市』の周辺 - 」
  首藤基澄 「福永武彦の世界 「告別」魂の救恤」←「方位」3  昭56・10を再録。またこの論文は『福永武彦・魂の音楽』に再再録されている。
  野沢京子 「福永武彦の世界 「幼年」 - 眠ることと目ざめることと - 」/池澤夏樹 「常照皇寺の咲かざる桜」
  福永貞子 「遊禽亭半知可庵」

総特集=福永武彦 の「中期」(「文藝空間」第十号 平8・8・13)
 (談話)
   秋吉輝雄 従兄・武彦を語る - 文彦・賛美歌・池澤夏樹 
 (エッセイ)
   米倉巌 意識過程としての自然 -- 『福永武彦詩集』を読む/片岡豊 福永武彦の漱石論
 (論文)
   小林一郎 書き直す人・福永武彦 -- 「心の中を流れる河」と『夢の輪』
   星野久美子 <もう一つの「冥府」論>我が赴くは内宇宙 -- My innerspace My destination
   河野基樹 「廃市」論 -- 錯綜ゆえに読みの更新を迫る物語
   馬場重行 福永武彦「退屈な少年」論
   福田淳子 福永武彦「形見分け」論
   原善 <もう一つの「死の島」論>福永武彦「告別」の構造 -- 響きあう声・告げあう別れ
   曾根博義 『幼年』再考
 (資料)
   高根沢紀子「福永武彦参考文献目録1985-1995」
 (テーマ小論 = 福永武彦の「時間」 文藝空間同人)
   福田 「風土」 -- 過去の共存/星野 「影の部分」 -- 折り畳まれる時間
   小林 「世界の終り」 -- その日への収斂/星野 「飛ぶ男」 -- 臨死の時間
   馬場 「樹」 -- 失われた時間/馬場 「風花」 -- <たまゆら>の時間
   星野 「告別」 -- 告別のための時間/小林 「幼年」 -- 記憶の時間
   福田 「海市」 -- 閉じる円環/原 「死の島」の時間軸 -- 総論に代えて
 (編集後記)
   小林一郎/原善

○ 「福永武彦研 究」創刊号(福永武彦研究会 平8・8・13)
  首藤基澄 英雄の孤独/井出香理 日ごとの美女(LES BELLES DU JOUR) −「廃市」小考・−
  河田忠 詩篇「冬の王」ノート/ 川井盛次 福永武彦の歌−夕陽・夢・前世など−
  和田能卓  カイエ・福永武彦−「水中花」序説−/近藤圭一 ある青春−出会い−
  鈴木和子 玩草亭の思い出/高野泰宏 『草の花』に描かれた弓道の風景
  倉持丘  <資料>第一高等学校弁論部−昭10・5・20/和田能卓  編集後記に代えて
  天野由子 カット

○ 「福永武彦研究」第2号(福 永武彦研究会 平9・3・30)
  福永武彦 実存主義文學(佛 La Litterature de l'Existentialisme)/三坂剛 福永武彦未発表原稿・「実存主義文學」解題
  河田忠  高村光太郎への書簡に見る福永武彦/高野泰宏  作品の中の病室風景〜「風花」と『草の花』と
  井出香理  にがい煙草−大林宣彦監督「廃市」−
  和田能卓  カイエ・福永武彦「形見分け」−「こうして僕が生きている以上、僕はお前を愛しているよ。」とは −
  和田能卓  編集後記に代えて
  深沢紅子 カット

○ 「福永武彦研究」第3号(福 永武彦研究会 平10・1・31)
   井出香理 逃げ去る<男>たち−福永武彦『忘却の河』を中心に−/短篇「死 後」ノート 河田忠
  鳥居真知子 『夜の時間』論−「恐怖」から「不安」へ−/倉持丘  福永武彦『風のかたみ』と「アーサー王の其の騎士たち」
  川井盛次  福永武彦の作品における音−短歌と詩を軸に−/黒岩浩美 福永武彦の信仰について
  小林俊巳 もうひとつのペンネーム(筆名)−日伊協会時代のエピソードとして−
  三坂剛  父・福永末次郎の葬儀に際しての配布文を巡って/和田能卓
 編集後記に代えて
  深沢紅子  カット

 「福永武彦研究」第4号(福 永武彦研究会 平11・3・3)
  高野泰宏 『草の花』再考<孤独な魂>が消滅するまで/鳥居真知子 「深淵」における<見る>というこ と
  高尾麻祐子 『忘却の河』論/上村周平 「廢市」試論
  田中淑恵 ゆうすげの村/田口耕平 「大通り」と「闇」……「帯広」の原風景
  三坂剛 福永武彦への前梯 ― 詩人としての一側面 ― /和田能卓 カイエ・福永武彦 ― 「淵から身を投げて死んだ」とは。
  和田能卓 編集後記に代えて
  福永武彦 カット