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6月19日(土曜日)、仙台市エルパーク仙台・スタジオホールにて、「梅田佳声街頭紙芝居セレクションVOL.2」が開催されました。十分な広報ができないままの上演会となってしまったにもかかわらず、90人ほどのお客様にお集まりいただきました。
前半は、「マンガポンチ」にはじまり、あの(!)「猫三味線」の絵師、K・タジミの筆になるもうひとつの紙芝居「怪猫伝」を大熱演。なつかしの駄菓子を口にしながら、梅田師の口舌に、絵に、酔いしれました。
そしていよいよ後半は、府中市立郷土の森博物館所蔵の戦前紙芝居「悪魔の笑ひ」のお蔵だし上演。欠落部分も多く前後も不明だった資料を梅田師が考古学的作業の末につなぎ合わせてやっと上演にこぎつけた珍品で、毒婦・お連が、亭主殺し・子殺しをしでかす、かなりえぐ〜いお話。お子さまにはどうでしょう?などとPRの場でも、やや控えめに「大人向け」を強調していたんですが、蓋をあけてみると、当時意図されていたであろう「驚かし」や「怖がらせ」の部分に、いまではリアリティがないのか、すべて爆笑のネタになっていました。もっともここは梅田師のなせる技ということかもしれないのですが…。特に、お連が亭主に含ませる毒の名前が「ゲイリー・クーパー」って連呼するところは、おそらくそれが往年の二枚目俳優の名前であろうことなど知らない小学生になぜか大受け。ちょっとしたブームが起きたもよう。それにしても、本当に見られる機会ってないんですよ、戦前の紙芝居なんて。
制作的には反省材料山積みではありましたが、有料入場者の96%が前売り券だったという、梅田師の人気に支えていただいた今回の上演会となりました。見にきていただいた方々、本当に(!!!!!!)ありがとうございました。
みちのく芸能大学(代表/すずき佳子)
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