浅 草

   生後 6ヶ月 



生まれて初めての写真
普通の庶民の家庭には、カメラがない時代でした。
若い父母に代わって、双方の初孫でだったので、 きっと祖母が写真館に連れて行って撮ったのでしょう。
男の子のように写っています。

1才 浅草、松屋デパートにて  

カーディガン

この写真で着ている白いカーディガンは、 闇市でやっと手に入れた毛糸で編んでありました。  第2次世界大戦の敗戦から、何年か経っているものの、 まだ、戦後が色濃く残っている時代でした。  この毛糸は、物心ついた時に、まだ家に残っていました。  それは、毛糸というフワフワした風合いでなく、 何かしら、重く硬そうでした。

人見知りを始めて、この写真は泣き出す一歩手前だそうです。

浅草

いまは、遊園地になっている花屋敷は、木馬館と言っていて 本当に木の木馬が、並んでいて、カタカタと動いていました。

喜劇や女剣劇の劇場を、祖母に連れられて、良く行ったものでした。
小学生の時、学校を早退して、国際劇場に行ったことがありました。
家で用事があるからとか、嘘をついての早退で、
小心者の私はドキドキして、見ているどころでは、ありませんでした。

2001/3/21 by seise